2008年10月04日

PM理論

文化祭まで一月を切り、HR演劇は各クラスで順調に準備が進んでいることかと思います。私も全てのクラスの練習を見学させてもらい、“演出”の指導法の違いを考えてみました。

三隅二不二の提唱したリーダー論として、「PM理論」は有名だと思います。PはPerformance、MはMaintenanceの略で、それぞれ目標達成と集団維持の機能のことを示し、PMのベクトルの強さでリーダーの類型化を図っています。言ってしまえば、Pは能率、Mは雰囲気を重視しているのですが、ミツバチ理論にあるように、仕事をサボる人は必ず出てきますから、その25パーセントを働かせるようにPの面を強化すれば結果として仕事場の雰囲気は悪くなり、そのグループはPmとなってしまう訳です。同様に、Mを補えば能率Pが落ちるのも当たり前で、能率と雰囲気を両立させるPMは、到底達成できないからこそ“理想”なのかもしれません。

演劇において、役者は自分の演技というものを客観的に見られませんので、誰かに問題点を指摘してもらう必要があります。T駒の演劇練習でいえば、半ば強制的に“演出”役が充てられ、文実の思し召しとして練習の型はできあがっています。但し、その演出の使いようによって各クラスごとの多様な個性が生まれるわけでありますが。

メンバーが同学年である以上は役者や演出間に上司-部下関係などなく、もとはみな対等な関係であるはずですけれども、作業効率から考えても上下関係のある方が妥当です。PM理論を高一に当てはめてみると、指導力のある(Pm/PM)リーダーがいる3組はトップダウンでまとまっていますし、1組や2組は役者や演出で劇を作っており(pM/PM)、さらに1組では役者外に演出を置いていません。これは4組も同様です。

作業のタイプ分類では、短期型はPm、長期型はpMが有利とされています。PM原則に従えば3組の雰囲気が悪く、2組の能率が低いということになりますが、今のところ目立つ差異はありませんし、結果が出るのは1月後のことです。それまで気長に待つことにしましょう。
01:28 | Comment(0) | 日記
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