2007年09月17日

格安航空会社でまたも事故

さてさて。

日数を経るごとに事故の大勢が判明してまいりました。
ニュース等でさんざん騒がられております

「プーケット空港ワン・ツー・ゴー機オーバーラン事故(仮)」

こういう速報性を伴う事故の場合は、主観的判断をしてはならないものですが、
大体こんな海外の事故を扱うときは客観的判断の根拠となる材料さえもが足りないことも多いのです。

ですから、判断に若干の思い込みが入るかもしれませんがご了承を。



まず、事故機の会社は「ワン・ツー・ゴー」
日本で耳にすることはまずありません。格安航空会社です。

タイには主に「THAI」と「オリエント・タイ」という2社が存在し、
皆さんご存じ「THAI」はスターアライアンス正式メンバーとして世界中に知られています。
「タイ国際航空」と言えば上品なおもてなしで有名です。

それに対し「オリエント・タイ航空」ですが、
まず、日本への運航はしていません。
アライアンスメンバーでないために収益確保が厳しいと判断したのでしょう。

JALが25年も飛ばしていたようなボロっちい飛行機(特に747)を買い取って、
さらに他の国への国際線に使用
しています。危ないったらありゃしない。
尾翼の手書きのようなロゴが印象的な会社です。

そこで、「ワンツーゴー」が登場します。

かなり危ないと書いた「オリエント・タイ」ですが、その子会社として(国内線専用)、
「ワンツーゴー」を設立したのです。

(格安航空会社で日本国内専用…
「スカイマーク」ぐらいの存在だと言っておきましょう。)

「オリエントタイ」の子会社なのですから、その安全対策には疑問符が付きます。
しかも、事故機はインドネシア人が飛ばしていました。

日本の航空会社に中国人を雇って正しく意思疎通できるでしょうか?
それぐらい変なことです。

タイの公用語はタイ語なのですから。














使用機材を調べてみました。

しかし、情報が錯綜していて判別できません。

ウィキペディア→MD80
ニュース→MD81かMD82

上記三つはすべてMD80の派生型ですから、これから事故機を
「MD80派生型」とします。

乗客乗員は130人でした。これは172人が定員の機材で7割程と考えてよいでしょう。
格安航空会社は薄利多売の経営方針を取っていますから、これは意外と少ない数字といえます。
それだけ雨が強かったのでしょう。

さて、タイ国際航空の半額という驚異の値段で飛ばしていた「12GO」社ですが、半数以上が外国人だったといいます。
日本では旅行ともなると財布の紐が緩みがち…なんでしょうが、この乗客の中には
英国人も含まれているということで驚きです。
さらに機長までがインドネシア人だったということで、
本当にタイの会社なのかと疑いたくなります。



ところで、飛行機は「土砂降り」ぐらいなら飛べることになっています。危険ではありますが。

この機材・「MD80派生型」の離陸に必要な滑走路の長さは、
2500mぐらいと見積もっておきましょう。

2500mといえば、かなりの長さといえます。
小型機では2000m弱のものが多い中、170人で2500mが必要なのですから。

そしてプーケット国際空港の滑走路は「3000×45(m)」でした。
これは国際空港では決して長い方とは言えませんが、中・小型機の離着陸には十分な長さです。
しかし、3000mの滑走路で2500m以内で着陸しなくてはいけないのですから、
そう考えると短いことになります。

事故の原因は、インドネシア人機長とタイ人管制官の情報のやり取りです。
(英語ではありますが)上手くいかなかったのでしょう。

オーバーラン事故は日本でも昔はよくあったことです。
しかし、その後はILSの導入により改善されてきました。

今回の事故は離陸を許可した会社、着陸を安全に行わなかった機長(タッチ&ゴーさえも)、
この二つに原因があります。

飛行機の運航は絶対的な安全のもと行われるべきですが、
こういう事故があると一気に信頼が低下します。

毎回のことになりますが、格安会社は安全を切り捨てないようにしていただきたいものです。
それができなければ、自分たちで安全な航空会社を選択する必要性が発生するのです。

皆さんにはそれができますか??
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